えんぺっこメモ

主にモンハンシリーズで計算した内容を書き残すブログです。

【MHW:IB】IB版ボウガン入門

お久しぶりです。
MHW:IBではカスタマイズパーツの枠や種類が増えたことでボウガンを担ぐ人が増えました。そこで今までボウガンを触ったことないけど使ってみたいという人を対象に、どうやって弾を選ぶかやどういう風にスキルを組めば良いかということを記事としてまとめました。色々と書きましたがここに書かれてあることはあくまで一例ですので参考程度にとどめておくほうが良いでしょう。
この記事はMH4Gライトボウガンヘビィボウガンwikiのボウガン入門のページを元に作成し、MHW:IBに合うように書き改めました*1

w.atwiki.jp

また、この記事の内容の一部または全てを無断で動画化することはお控えください。

はじめに

ガンナーの基本動作は「避ける → 撃つ → 避ける → 撃つ → ...」です。これは装衣を着てても同様です。
太刀のように攻撃を見切ったり、チャアクやランスのようにモンスターからの攻撃をカウンターして。。。などという動作もありません。
すなわち上記の基本動作はとても地味です。
またガンナーは剣士と比べて受けるダメージが増えるので、被弾するのを恐れて遠くから弾を撃っても有効なダメージになりません。
昔から『ガンナーの実力の8割は知識』だと言われています。ここでいう知識とは剣士でも必要な知識に加え、モンスター毎にどういう弾を選ぶべきなのか、装備を組む時にどういったスキルが必要なのか、またその弾はどの距離感で撃つべきなのか、なども含まれます。
逆にこれらを覚えてしまえば剣士と同等かそれ以上の火力を出すことができるし、覚えることは意外と少ないです。

ボウガン選び

弾の種類とメイン弾の選び方
IBで撃つことができる弾の種類は起爆竜弾や狙撃竜弾などの特殊弾を除くと全部で20種類あります。モンスターを攻撃するのに使う弾は主に、通常弾(何の変哲もない弾)、貫通弾(貫通性能を持つ弾)、散弾(上下左右に散らばる弾)、火炎弾(火属性を持つ弾)水冷弾(水属性を持つ弾)、電撃弾(雷属性を持つ弾)、氷結弾(氷属性を持つ弾)、滅龍弾(龍属性を持つ弾、少し特殊な弾)、徹甲榴弾(モンスターに着弾後に爆発する弾、スタン取ることが可能)、拡散弾(高い爆発能力を持った弾、IBではヘビィ専用の弾)くらいです。
これらの他にモンスターを毒や睡眠、麻痺状態にできる弾(順に毒弾、睡眠弾、麻痺弾)もあれば、切断能力を持った弾(斬裂弾)も存在します。
用語として、通常弾・貫通弾・散弾のことをまとめて物理弾、火炎弾・水冷弾・電撃弾・氷結弾のことをまとめて属性弾(滅龍弾も合わせて属性弾ということもある)、毒弾・睡眠弾・麻痺弾のことを状態異常弾と呼ぶことがあります。
モンスターを攻撃する弾だけでもたくさんの種類があるので、どのモンスターにどの弾を撃つべきなのかがわからなくて当然です。
弾の選び方を簡単にまとめると以下のようになります:

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弾の選び方
体が小さいというのは例えばドスギルオス、クルルヤックなどで、体が大きいというのはほとんどのモンスターが当てはまります。
よってモンスターの体格や肉質が分かればどういった弾を選ぶべきかがわかります。ここで選んだ弾のことをメイン弾というガンナーが多いです。すなわちメイン弾とはそのモンスターを倒すのに最も適した弾です。ボウガンを選ぶ時はメイン弾の装填数が多いものを選ぶと良いでしょう。
またすべての弾をうまく扱うことができるボウガンは存在しないので、撃つ弾に応じてボウガンを変えましょう。これはボウガン装備を作る上での醍醐味でもあります。
 
問題1 以下のモンスターにボウガンで行く場合、どの弾種が良いでしょうか?(複数回答可能)
弾種:通常弾、貫通弾、散弾、属性弾、徹甲榴弾
(1) オドガロン
(2) ウラガンキン
(4) ムフェト・ジーヴァ
(5) キリン
 
反動とリロード
IBでは反動は特大・大・中・小の4段階、リロードは遅い・やや遅い・普通・速いの4段階あります。
反動もリロードもカスタマイズパーツの反動抑制パーツ、リロード補助パーツで変更可能です。
過去作では反動はここまで下げればOKという一定の基準(通常2なら反動中、貫通2なら反動やや小 など)がありました。IBでは反動は小さければ小さい方が良いとされています。しかしカスタマイズ枠に限りがあるので反動を小にしたけどリロードはやや遅い。。。なんてことが起こりうるので注意してください。
目安として、メイン弾の反動は中以下に、リロードは普通以下になっていれば実用できるボウガンとしてクエストに持っていくことができます。ヘビィの場合は反動を小にできる場合が多いので小にできそうなら小にしても構いません。反動が中以下ならば移動しながら撃つことができ、リロードが普通以下ならば移動しながらリロードすることができます。
 

☆ここまでのまとめ

  1. モンスターの体格、弾と属性の肉質からそのモンスターを倒すのに適切な弾を選ぶ。 → これがメイン弾となります。
  2. メイン弾を撃つことができるボウガンを選ぶ。この時に装填数と攻撃力が高いもの選ぶ方が良いです。
  3. メイン弾を反動中以下、リロード普通以下で運用できるようにカスタマイズパーツを調整しましょう。
 

スキル選びと装備の組み方

いわゆる必須スキルと呼ばれるものは剣士より少ないです。誤解を恐れずに言うと片手で数えられる程度です。
簡単に書くと、メイン弾の威力を上げるスキル → 回避系とガード系 → その他の生存スキル(体力増強)→ 火力スキル(攻撃、見切りなどの会心UP系、逆恨みなど)と装填数UP系 の順でつければまず間違いないです。
メイン弾の威力を上げるスキル
物理弾の場合は弾強化スキル(通常弾強化、貫通弾強化、散弾強化)のことで、属性弾の場合はその属性値を増やすスキル(火炎弾なら火属性攻撃強化、水冷弾なら水属性攻撃強化 など)です。
徹甲榴弾の場合は砲術スキルをつけることで爆発の威力を上げることができます。ただし上限値があるので注意してください。
このスキルをつけずに見切りや渾身などをつけるのは間違ってます。何よりも最優先させてつけなければいけないスキルです。
逆に言うと、ガンナーのこのスキルを見るだけでその人はどの弾をメイン弾として撃つかを知ることができます。
回避系とガード系
ガンナーは防御力が低いのでモンスターの攻撃を受けると大ダメージを負ってしまいます。
回避性能を積むことで普段なら避けられない攻撃を避けることができて被弾のリスクが下がります。
また回避距離を積むとモンスターからの距離を一定に保ちつつ回避することができるので立ち回りが安定しやすいし、1度の回転回避でより遠くに逃げることができるためとっさの回避にとても役立ちます。
ライトボウガンの場合は軽快に動けるので回避距離の恩恵は少ないです。どちらかというと回避動作がもっさりしてるヘビィボウガンの方が重宝されるスキルでしょう。
またヘビィボウガンの場合はカスタマイズパーツとしてシールドパーツをつけることができます。シールドパーツは複数枚つけることができて、シールドパーツは1枚つけると片手剣、2枚つけると大剣、3枚つけるとランスと同等の性能を得ることができると言われています。
またガード性能、ガード強化をつけることでシールドの性能を上げることが出来るので、ヘビィボウガンにシールドパーツをつけて運用する場合はこれらのスキルも必要です。
その他生存スキル
ストーリー攻略後に出現するモンスターはどれも強力な技を持っているものが多く、一撃で乙するリスクがとても高いです。
防具のカスタム強化をして防御力を最大まで持っていくことはもちろんのこと、火力スキルを積む前にまず乙しないことがとても重要になります。
体力増強を発動させて体力の上限値を上げたり、精霊の加護を発動させて受けるダメージを軽減させたりすると乙の危険性が減ります。
また何かのミスで被弾してしまって乙することを防止するために「ネコのド根性」を発動させてからクエストに臨むのも一考の余地ありです。
ここまで積んで初めて火力スキルのことを考えましょう。
火力スキル(攻撃や会心系UP など)と装填数UP系
これらのスキルは火力を上げたい場合につけます。どんな火力スキルがあるかはみなさんよくご存知だと思いますので、ここでは弾と火力スキルの相性について書きたいと思います。
まず、通常弾と散弾はモンスターにヒットしたらそこでダメージが決まるので、モンスターに当たってから跳ねたり貫通したりすることはありません。しかし貫通弾は読んで字のごとく貫通性能を持った弾なのでモンスターにヒットしてもそこで弾が消えずにモンスターを貫いて複数ヒットします。IBの属性弾も貫通弾と同様の挙動をします。
会心率を上げるスキルとして見切りの他に弱点特効と渾身というスキルがあります。上記の弾の特性から、通常弾と散弾に関してはヒットする部位の肉質が柔らかい方がより多くのダメージを期待できますが、貫通弾はモンスターを貫いてヒットするすべての部位(少なくとも2部位以上)の肉質が柔らかくないとダメージを稼ぐことができません。ということは貫通弾に弱点特効、通常弾と散弾に渾身を積むと恩恵を受けることが難しいと言うことは容易に想像できると思います。
したがって一般的には通常弾と散弾がメイン弾ならば弱点特効、貫通弾(と属性弾)がメイン弾ならば渾身が使われます。
会心会心率が100%に達してないと火力があげられないスキルなので超会心を積む前にまずは会心率が100%になるようにスキルを調整しましょう。
また、導きの地は何度乙しても大丈夫なので不屈をつけることが多いです。
メイン弾の元々の装填数が少ない場合は装填拡張を積んでリロード回数を減らすことが重要となってきます。装填拡張は剣士でいう匠スキルに相当するもので、匠を付けて切れ味を伸ばすと研ぐ手間が省けます。研ぐ手間が省けるということはその武器を使う上での快適性を損なわないということになります。ガンナーの場合、メイン弾の装填数を増やしてリロードする回数を減らすことはボウガンを使う上での快適性を損なわないことと同じ意味を持ちます。
メイン弾の元々の装填数が多い場合は他の火力スキルを優先してつけた方が良い場合がありますが、それが3以下の場合は装填拡張を優先してつけることを推奨します。
 

☆ここまでのまとめ

  1. 装備を組む時に最優先されるスキルは弾強化と属性強化。メイン弾の威力を上げることを優先しましょう。
  2. その次は回避系やガード系のスキルを積みましょう。多少の火力スキルを犠牲にしてでも乙を減らすことが重要です。
  3. ここまで盛るだけで十分実用的な装備です。ここからは自分のプレイスタイルに応じて生存スキルだったり火力スキルを盛りましょう。どうしても乙回数が増える場合は火力スキルが全くなくても全然構いません。いきなり上手くできません。動きに慣れたら火力スキルを盛れば良いだけです。
 
問題2 ボウガンを使い始めたばかりのぺっこさんはジンオウガに通常弾で挑むことにしました。彼は以下の文章のようなことを考えて装備を作ったそうです。【 】内に当てはまる単語として適切なものを選んでください。
 
まず最初に通常弾の威力を上げるスキルをつけないとダメだから①【貫通弾強化・通常弾強化・水属性攻撃強化】をつけよう。今回はライトボウガンで行こうと思うけど上手く攻撃を避けられるかな?念のため②【滑走強化・回避性能・ガード性能】を積んで避けられるようにしておこう。ジンオウガって雷属性の攻撃が多いよね?ということは雷やられになった状態で攻撃を受けると③【麻痺・気絶・裂傷】状態になりやすいから念のためそれを防ぐスキルをつけておいた方が立ち回りやすいかな。念のため体力増強もつけておこう。だけどこんだけスキルつけるとあんまり火力スキル詰めないな〜。ちょっとだけ火力スキルを積みたいから④【渾身・弱点特効・逆恨み】をつけて頭を撃った時により多くダメージが出るようにしておこう。ここまで組めたらどの食事スキルをつけるかだけど、超帯電状態になった時の攻撃がすごいし剣士で行っても乙することがあるから⑤【ネコのド根性・ネコの体術・ネコの生物博士】をつけて万が一大ダメージを負ってしまっても乙しないようにしておこう。これで一度行ってみて倒せなかったらまた装備組み直すことにしよう。
 

立ち回り

モンハンにおいてモンスターとの戦闘はターン制だとよく言われます。剣士の場合はそこまで意識しなくても良いかもしれませんがガンナーだとそれが顕著になります。
むやみに攻撃すると被弾して最悪の場合は乙してしまうので、モンスターのターンは出来るだけ回避に専念しましょう。
それ以外にも意識すべき立ち回りがあるので順に挙げます。
適正距離
弾の威力は弾の飛距離に応じて変動します。弾を適切な距離で命中させた時は弾の威力を最大限に引き出すことができ、この距離を適正距離(またはクリティカル距離)といいます*2
適正距離を意識して弾を撃たないと弾の威力が大幅に落ちてしまうため、適正距離を保ちながら弾を撃つことはガンナーの立ち回りの中で最も重要な要素になります。
IBでは適正距離に入っていると照準が◎と表示されるようになったため、撃つ時に照準が◎と表示されているかを常に確認することを心がけましょう。
また適正距離は弾導強化スキルで伸ばすことができます。マルチプレイの場合は適正距離が保ちづらくなるため発動させておくと良いでしょう。
 
クラッチクロー
IBではモンスターにクラッチクローで張り付き傷をつけることができ。傷をつけた部位は一時的に肉質が軟化しダメージをより与えることができます。
傷をつけるために必要な武器攻撃の回数は武器種ごとに決まっていて、ライトボウガンの場合は2回、ヘビィボウガンの場合は1回です。
傷がついてない状態のモンスターの弾肉質はあまりよくないことが多いため、傷をつけることを意識しよう。むやみに傷をつけに行くと大ダメージを負ってしまうため傷つけをする時は慎重に。
 
食事スキル
食事スキルの中にはガンナーにとっていくつか有用なものが存在します。それらを列挙します:
 
  • ネコの射撃術:通常弾の威力が1.1倍になる食事スキルです。通常弾強化と後述のネコの暴れ撃ちと重複可能です。
  • ネコの暴れ撃ち:ブレが1段階上げる代わりに物理弾の威力が1.05倍になります。
  • ネコの短期催眠術:クエスト開始から10分間だけ基礎攻撃力を+9する食事スキルです。ネコの暴れ撃ちとセットで食べることができたあなたはラッキーかも!?
  • ネコのド根性:一定以上の体力がある時に、クエスト中に1度だけ、本来は力尽きる分のダメージを受けても体力が1残って耐えることができます。歴戦の個体などの強力なモンスターに挑む時に有効な食事スキルです。ネコの暴れ撃ちと重複可能ですが、ネコの射撃術とは重複できません。
  • ネコの砲撃術:徹甲榴弾の威力が上がる食事スキルです。砲術スキルと重複可能なので徹甲榴弾をメイン弾にする時に有用です。
  • ネコの特殊攻撃術:状態異常弾の蓄積値が上がり、より少ない弾数で状態異常にすることができます。
 
マルチプレイでの注意点
ボウガンの弾が味方にあたるとひるませてしまうことがあります。攻撃動作は中断され、ガード中に当てるとスタミナを削ってしまいます。剣士と一緒にモンスターを狩る場合は剣士に弾が当たらないに配慮しましょう。また拡散弾や竜撃弾が誤って味方に当たってしまうと吹き飛んでしまいます。慣れないうちは拡散弾や竜撃弾をマルチプレイで使用することを控えましょう。
 
弾が切れた!どうしよう!?
Lv1通常弾なら無限に使えるのでご安心を。。。というのは冗談で、弾切れしそうな場合はあらかじめ調合素材をポーチに入れておきましょう。調合素材の組み合わせはゲーム内の調合リストで確認することができます。
弾をリロードしてる時にショートカットで調合することが理想ですが、操作が複雑になるので使い始めたばかりの頃はモンスターが他のエリアに移動した後にまとめて調合しても大丈夫です。

*1:ボウガンを使いたいなと思ってる方にはじめはMH4Gボウガンwikiを使って説明してたのですが、IBにはないスキルやシステムが多いため自分で書きあらためようと思った次第です。

*2:過去作からボウガンを使ってる人はクリティカル距離(略してクリ距離)と言う人が多いです。